中学と高校の教科数の違いについて
こんにちは。岡崎塾の原田です。
今月のブログでは、高校生の教科数についてお話させていただきます。
現在、中学生の方々は、主要5教科と言われると国語・数学・英語・社会・理科の5つを思い浮かべると思います。
ですが、高校生になればその科目数は格段に増えます。
・数学は、数学Ⅰと数学Aという2つを1年生のうちに学習をします。
・英語も、英語コミュニケーションと英語論理表現という内容へと変化します。
あとの国語や社会、理科なども同じようにより細かな単元レベルでの学習へと様変わりをしていきます。
当然、その1つ1つの難易度もはるかに上昇していきますので、これまでの学習スタイルでは通用しないような場面がたくさん現れることが多くあります。
注意点①「毎日の授業1つ1つを大切にすること。」
当たり前のことですが、学校での毎回の授業をその日のうちにクリアしていく必要があります。
注意点は中学生のころは1回や2回の授業で分からない場面があっても、少し勉強をし直せばすぐに取り返すことができたかと思います。
しかし、高校生からはそうはいかず、分からなければどんどんとおいていかれ、気が付けばもう取り返しがつかなくなっていることが多いです。
ですので、毎日の学習をするうえで分からない問題などがあれば、その日のうちに学校の先生や塾の先生に必ず質問をして、早い段階で解決していくことをおすすめします。
注意点②「テスト期間に入ってからの学習だと確実に間に合わない。」
これも高校生になってからよくある出来事ですが、中学生の頃は勉強がよくでき、テスト期間に入ってから勉強を始めたとしても、何とか当日まで間に合って80点90点以上の点数を毎回取ることができた子たちが多いかもしれません。
しかし、高校の定期考査ではそうはいかず、テスト期間に入ったころにはもうすでに8割は完成している状態がベストです。
そこからより応用問題などに着手をはじめていくことが重要となります。
毎日がテスト期間だと思っていてちょうどよいかもしれません。
注意点③「1年生のうちに文系理系、できれば志望校も決めておく。」
普通科の高校は1年生のうちに文系か理系かの選択をしなければなりません。
なぜならば、文系か理系かをどちらかを選択するかで、学校の授業の単位カリキュラムの選択自体が変わるからです。
また、自分が大学受験をするとなった場合においても、希望する大学や学部によって、受験科目が大きく変わるからという理由でもあります。
とくに国公立の大学を受験する予定の子たちは、共通テストの受験が必須となり、8科目以上の勉強をこなしていく必要が出てくるので、限られた時間を有効的に使うためにも、早い段階で自分がどこの大学のどの学部を受験するのかも決めておくことがベストです。
最後に、「毎日決まった勉強ルーティーン」の習慣が身につけば、学校の定期考査はもちろんのこと、志望する大学の受験内容にもすぐに対応することができるので、現在、高校生の子たちも、これから高校生になる子たちも、以上のことを意識して日々の勉強にも取り入れてみてください。